美麻遊学舎と水族館劇場


美麻遊学舎跡地(信濃大町)

1970年代に長野県の美麻に、廃村になった村の小・中学校を宿泊施設に再生することで発足した美麻遊学舎は、様々なワークショップや合宿、美術作品のアトリエとして利用されるコミューンだった。
水族館劇場との縁は、そこのオーナーである吉田比登志、精子さん夫妻が合宿地として場所を提供してくれたことに始まる。
時は流れ、公演中止に追い込まれた2020年から再出発を遂げた昨年の、集団にとって厳しい時期にあたたかい励ましの声を届けてくださり、今回の公演にも駆けつけてくれた精子さん。現在建物は焼失してしまったが、その跡地で今秋のさすらい姉妹の初日は幕を開ける。