海辺の街のアントロポセン


流民の都ともいえる長崎うまれの風兄宇内、無念の降板のあと台本の構想、大幅な書き換えを進行中。

人間の息遣いがまだ残っていた頃、この星は黙示録のゆくすえを警告していた。近世から近代にかけてきしみをあげてカタストロフへ墜落していった人間社会。自業自得なのはいうまでもない。それでもわれわれは生きている。なにかしら大いなるものに生かされてあるならば、芝居者にできるのは芝居を世に問うことだ。

たかが芝居、されど現代河原者はここに魂の筵旗をかかげる。5月14日。いまのところ延期なし!