桃山からのメッセージ!

80年曲馬舘︀列島南下興行「修羅と砦」桜井大造と桃山邑

本日「風ッ喰らい時逆しま」上映を楽しみにしていたお客さま。残念ながら桃山の病状不安定にともない、翠羅臼さんとの前対談の実現が困難になり、上映のみのイベントになりましたことをお知らせします。昨日、病床の桃山から、断念のメッセージが届きましたので掲載いたします。

「本日、二度目の発作入院から退院します。しかしながら、経過良好とはほど遠く、薬の副作用が出て、皆様にしっかりした姿をご覧になって貰うことがかないません。ぼくなりに最初に所属した集団である曲馬舘に受けた強い影響をキチンと語りたい思いもあり、翠さんに対談をお願いしました。沖縄返還の年に旗揚げし、沖縄を目指した芝居で分裂していった曲馬舘の思想は現在どのように捉えることが可能か、昭和史の視座を更新しようと挑んだ集団の姿をドキュメンタリーとして提示しようとした布川監督の狙いも含め、最深部での議論を目論みました。お世話になってきたNDU映像作品の管理者である神戸映像アーカイブ実行委員会の安井さんから、もうひとりのNDU、井上修さんの訃報が届くなか、せめて一片の供養にと考えたのですが天命、我に味方せず、申し訳ない結果になってしまいました。最終週は健康の許す限り、現場で最後の指揮をとるつもりです。どうか御諒承ください」

残念ですが、幻の映画を見るまたとないチャンス。ふるってお集まりください。宗禅寺客殿にて19時上映開始です。

2週目終了、いよいよ最終週へ!

現在公演中の『出雲阿國航海記』は休演日をはさんで9日(木)からついに最終週を迎えます。とくに週末混雑が予想されます。平日は比較的ゆったりとご覧いただけます。以下に混雑予想を記しますので、ご参考の上、ご来場ください。

<混雑予想>

6月9日(木) 空いている 
6月10日(金) やや空いている
6月11日(土) 混雑
6月12日(日) 混雑

当日券の販売と入場整理券の配布は毎公演17時から開始します。本公演は当日券のみの取り扱いとなり、事前予約の受付は致しませんので、あらかじめご了承ください。また週末にむけて情況が変化しますので随時ホームページ、SNS公式サイトをお出かけ前にチェックしていただけると幸いです。

本公演は最初に顔見世として、入場前に野外でご見物していただきます。雨天の場合、簡易のレインコートを配布しますが、ご自身で用意していただけると安心です。 

千穐楽まで変化し続ける水族館劇場の舞台をどうかお見逃しなく!皆様のお越しをお待ちしております!

流れゆく物語、2週目最終日!

さまざまな土地と時代を往還する出雲阿國航海記。昨晩はひときわ多くの方々がお越しくださいました。残りの公演日はあと5日。とくに来週末は混雑が予想されますので早めの来場をおすすめします!

本日はあいにくの空模様ですが雨天決行です。傘ではなく、レインコートをご準備ください。(上演中、後ろの方が見えなくなってしまうので、傘は閉じていただきます)また、上演中、肌寒くなることがありますので羽織れるものがあると安心です。

最終週へむけていよいよ大詰め。ぜひご参集を!

2週目スタートしました!

昨晩も多くの方々にお越しいただき、無事に2週目のスタートを切ることができました。休演日をはさんで仕掛け&舞台セット&台本も拡充。日々変化する野戰攻城をお楽しみに!

2週目は残り4日(土)、5日(日)。受付は17時開始、開演は19時です。野外儛臺に隣接する鬼海弘雄野外写真展、千葉大二郎巨大水車、流浪する古書店は16時から開場。宗禅寺では17時半から坐禅会がひらかれます。

ご来場お待ちしております!

風ッ喰らい時逆しま 上映決定!

77年、翠羅臼と曲馬舘は「地獄の天使」を携えて沖縄を目指しました。この旅公演に深く関わった布川徹郎とNDUのドキュメンタリー映画を無料上演(カンパ制)します。生前の布川監督が桃山に託したDVDでの上映です。知るひとぞ知る、幻の映画。ことしは返還50年という節目であり、先に行われた沖縄イベントも好評だったため、急遽決定しました。

6/7(火)午後5時45分開場
     午後6時 翠羅臼vs桃山邑 対談
     午後7時 映画上映
     会場 宗禅寺 客殿

※対談は現在闘病中の桃山の強い意志ですが、あくまで予定、病状悪化で会場に来られない場合は映画上映のみとなります。またこの日は休演日なので芝居はお休みです。

1週目終了、ありがとうございました!

1週目を無事に終えることができました。今年も水族館劇場本来のスタイルである終演後の打ち上げや客送りができない状況のなか、連日あたたかい声援をくださりありがとうございました。

2週目は明日6月3日(金)スタートです。まだまだ深化する台本と舞台にご期待ください!

加えて本日19時から野外儛臺で伊藤裕作主催「昭和の阿国・一条さゆりをめぐって」が開催されます。詳しくはこちら→https://suizokukangekijou.com/2022_0415/

鬼海弘雄写真展&坐禅会、開催中!

1週目も今日でラスト。日々練りあげられていく芝居とともに特別イベントも見逃せません。野外儛臺の脇では鬼海弘雄野外写真展「人間の海2022」が開催中。今後点数を増やす予定。16時から開場です。

また、宗禅寺では17時半から1時間、坐禅会が開かれています。あわせて是非ご参加ください。詳しくはこちら→https://suizokukangekijou.com/2022_0427/

木戸では、今回のポスターのほか、これまでの出版物やCD、千葉大二郎の「水族館劇画」をあしらったステッカー&ポストカードを販売しています。観覧のお土産にぜひどうぞ!

流浪する古書店&HASSUISM-WM展開中!

4日目を終えた野戰攻城。劇場脇では開演まえのひとときをいろどる催しが目白押しです。二見彰・店主「流浪する古書店」ではこの場かぎりの選書のほかに桃山セレクトの古書、千葉大二郎新作描きおろし「水族館劇画2600」も展示中。となりに設えられた巨大水車「HASSUISM-WM」とともにお楽しみください。いずれも公演日+6月2日の16時からです。

雨天の場合も上演します。傘ではなく、レインコートをご準備ください。(上演中、後ろの方が見えなくなってしまうので、傘は閉じていただきます)また、上演中、肌寒くなることがありますので羽織れるものがあると安心です。

5日目もご贔屓のほど切に願い奉る~。

3日目&クラウンパレード大盛況!

連日多くの方々が特設野外儛臺に詰めかけています。昨日は「クラウンパレード in Tokyo」も催され、炎天下のなかほぼ満席の大盛況。その後の芝居も活気づけられ、無事に3日目を終えることができました。本日も17時より木戸にてチケットの販売、および入場整理券の配布を開始します。日々変成する野戰攻城。4日目もご期待ください!

写真は、高井正俊閑栖住職にみちびかれ街々を練り歩くクラウンたち。まさに門付けのような、藝能の輩。

2日目&沖縄イベント終了!

初日とはうって変わり、初夏の陽気につつまれた2日目。居原田遥企画のイベント「Back To/Think About 1972 これまで/これからの沖縄について」とともに盛況で幕を閉じました。

本日は芝居のほかに13時から野外儛臺にて「クラウンパレード in Tokyo」が開催されます。沖縄と同じく今回の台本と密接にかかわる彼の地に思いを馳せながら、ぜひご参集ください!当日券もあります!https://suizokukangekijou.com/2022_0422/