大好評のうちに幕をとじた「出雲阿國航海記」は秋浜棟梁以下、一丸となってばらしを遂行しています。すでに半分以上は解体、お世話になった松尾工務店に資材を返却しはじめたところです。平行して今回の舞台の総括も継続しています。来年よりよき芝居をこしらえるための、厳しい相互批評の場です。次回の野戰攻城は桃山の劇作上での師匠、翠羅臼が作演出を担当するダイナミックな新作です。まだ詳細は発表できませんが、渋さ知らズの不破大輔さんが音楽をひきうけてくれました。「本田工務店のテーマ」に劣らない名曲を期待してください。役者もあっと驚く新布陣でのぞみます。翠羅臼の旗のもとに集まった、うまれかわる野戰攻城をお楽しみに。桃山の現状報告も。現在、東大病院にて抗がん剤投与の治療をうけています。順当なら今月末日にも退院予定。台本を書き上げるため、いままで連絡を絶っていた関係者のみなさまとも少しずつ関係を復活させると云っております。芝居成立のためとはいえ、不義理をおかけしたみなさまに謝罪します。彼が宣言したように水族館劇場は死にません。秋のさすらい姉妹もすでに新作「むすんでひらいて」の台本執筆にはいりました。若き美術家、千葉大二郎と共同台本です。今後ともみなさまのあたたかいサポート、よろしくお願いします。
全公演終了。ありがとうございました!
初週延期と追加公演という水族館劇場にとって異例づくめの「出雲阿國航海記」、無事に全公演を終えることができました。これもひとえに羽村の地のみなさまと遠方から駆けつけてくださった水族館劇場ファンのみなさまのあたたかいまなざしがあったからこそ。ほんとうにありがとうございました。
不思議な縁にみちびかれ、この地に座を移して2年目。今回もたくさんの声援をいただきました。これからもつづく野戰攻城をどうぞご贔屓に。つぎは秋の太子堂、さすらい姉妹でお会いしましょう!
本日、千龝樂!
5月27日に開幕した「出雲阿國航海記」がついに本日、千龝樂を迎えます。ご近所のみなさんや、都心から駆けつけてくださった多くのお客さまに連日、励ましの声をいただきながら、より深く、もっと深く物語を掘り下げてまいりました。そんな羽村での2年目の野戰攻城も今日で最後となります。未見の方はもちろんのこと、もうご覧になった方もぜひ特設野外儛臺 天飈の鹿砦にお越しください!
本日も17時からチケットの販売と入場整理券の配布を開始します。19時より外にて顔見丗芝居が始まりますので、お早めに会場にお越しください。最寄駅は青梅線の羽村駅。西口を出て徒歩12分のところにある宗禅寺さんです。お車でのご来場はご遠慮いただいております。
特別イベントも今日が最終日。16時から野外儛臺に隣接する鬼海弘雄写真展、千葉大二郎巨大水車が開場。流浪する古書店は17時開店。17時半から宗禅寺にて坐禅会が開かれます。こちらもあわせてお楽しみください。
本日もお待ちしております!
ラスト2日!
連日たくさんのお客様にお越しいただいている「出雲阿國航海記」も残すところあと2日!まだまだ作り込まれ続ける舞台と台本。第1、2週目にご覧いただいた方も、ぜひお越しください!
本日はとくに混雑が予想されます。追加になった明日月曜日が空いていておすすめです。17時からチケットの販売と入場整理券の配布がはじまり、19時に劇場の外にて顔見丗芝居がスタートします。お早めに会場にお越しください。最寄駅は青梅線の羽村駅。西口を出て徒歩12分のところにある宗禅寺さんです。お車でのご来場はご遠慮いただいております。
ご来場お待ちしております!
最終週2日目も大入り!ラスト3ステージ!
追加公演が決まり、芝居のボルテージもいや増す最終週2日目。平日にも関わらずほんとうにたくさんの方々が詰めかけてくださいました。残り3公演。とくに今日明日は混雑が予想されますが追加になった月曜日が空いています。下記の予想を参考にしてご来場ください。
〈混雑予想〉
6月11日(土) 混雑
6月12日(日) 混雑
6月13日(月) 空いている
なお、お越しの際はお車での来場はご遠慮ください。雨天決行です。簡易のレインコートを木戸で配布しますが、ご自身で用意していただけると安心です (後ろの方が見えなくなってしまうので、傘は閉じていただきます。レインコートをご用意ください)。防寒対策もお忘れなく。本日もますます傾いてみせるぞえ!
緊急告知!6月13日㊊追加公演!
全国の水族館劇場ファンに追加公演のお知らせです。昨日再開しました「出雲阿國航海記」最終週、わたしたちの予想を大きく超える人数のみなさまが観劇にみえられました。平日(木曜日)にも関わらず200名近いお客さまで劇場がいっぱいになりました。赤字だらけの弱小劇団にとっては嬉しい悲鳴なのですが、この調子で観客数が増え続けると、もっとも動員を見込んでいた11㊏12㊐はキャパシティの限界を上回る可能性がでてまいりました。桃山はかねてより「来てくれたお客はひとりも帰さない」という信条で、地獄の押しくらまんじゅう(笑)をみずから音頭を取ってみなさまに強いてきました。300名まではなんとか座っていただくことが可能でした。しかし、コロナ禍の現在、できうるかぎり避けたい詰め込みかたであります。そこで、もう一日追加公演(6月13日㊊)を行なうことを決定しました。10〜12日に観劇予定のみなさまのご都合が許すのなら13㊊に振り替えていただけますと助かります。100名ほどのお客さまが月曜日の千龝樂に流れてもらえますと、かなり余裕を持って対処できます。芝居公演は水物です。水族館劇場のように期日指定をとりやめた劇団にとってはなおのこと予想がつきません。前記したように来てくれたお客さまは基本帰しませんが、どうしようもなくなった場合、立ち見していただいたり、窮屈な場所に座っていただいたりの、応急処置をとらせていただきます。顔見世を含めて上演時間は2時間、9時終了です。これから連日、空席予想を正直に更新していきます。ぜひホームページ、SNSにご注目してください。不安なかたは遠慮なくお電話ください。当日の正確な情報をお伝えできると思います。すでにごらんになった方も臆せず、もう一度羽村まで足をお運びください。役者観客一体となって桃山最後の野戰攻城を盛り上げてまいりましょう。
いよいよ開場、最終週!
5月27日に幕を開けた「出雲阿國航海記」、本日から最終週スタート!公演は残すところあと4日です。とくに週末は混雑が予想されますので、ホームページに掲載の予想を参考のうえご来場ください→https://suizokukangekijou.com/2022_0606/
空中に、地上に、あらゆるところに明滅する変化のしるし。もう見たかたもまだのかたも水族館劇場が総力をあげてお送りする野戰攻城をとくとご覧じろ!準備万端整えて、お待ちしておりまする~。
桃山からのメッセージ!
80年曲馬舘︀列島南下興行「修羅と砦」桜井大造と桃山邑
本日「風ッ喰らい時逆しま」上映を楽しみにしていたお客さま。残念ながら桃山の病状不安定にともない、翠羅臼さんとの前対談の実現が困難になり、上映のみのイベントになりましたことをお知らせします。昨日、病床の桃山から、断念のメッセージが届きましたので掲載いたします。
「本日、二度目の発作入院から退院します。しかしながら、経過良好とはほど遠く、薬の副作用が出て、皆様にしっかりした姿をご覧になって貰うことがかないません。ぼくなりに最初に所属した集団である曲馬舘に受けた強い影響をキチンと語りたい思いもあり、翠さんに対談をお願いしました。沖縄返還の年に旗揚げし、沖縄を目指した芝居で分裂していった曲馬舘の思想は現在どのように捉えることが可能か、昭和史の視座を更新しようと挑んだ集団の姿をドキュメンタリーとして提示しようとした布川監督の狙いも含め、最深部での議論を目論みました。お世話になってきたNDU映像作品の管理者である神戸映像アーカイブ実行委員会の安井さんから、もうひとりのNDU、井上修さんの訃報が届くなか、せめて一片の供養にと考えたのですが天命、我に味方せず、申し訳ない結果になってしまいました。最終週は健康の許す限り、現場で最後の指揮をとるつもりです。どうか御諒承ください」
残念ですが、幻の映画を見るまたとないチャンス。ふるってお集まりください。宗禅寺客殿にて19時上映開始です。
2週目終了、いよいよ最終週へ!
現在公演中の『出雲阿國航海記』は休演日をはさんで9日(木)からついに最終週を迎えます。とくに週末混雑が予想されます。平日は比較的ゆったりとご覧いただけます。以下に混雑予想を記しますので、ご参考の上、ご来場ください。
<混雑予想>
6月9日(木) 空いている
6月10日(金) やや空いている
6月11日(土) 混雑
6月12日(日) 混雑
当日券の販売と入場整理券の配布は毎公演17時から開始します。本公演は当日券のみの取り扱いとなり、事前予約の受付は致しませんので、あらかじめご了承ください。また週末にむけて情況が変化しますので随時ホームページ、SNS公式サイトをお出かけ前にチェックしていただけると幸いです。
本公演は最初に顔見世として、入場前に野外でご見物していただきます。雨天の場合、簡易のレインコートを配布しますが、ご自身で用意していただけると安心です。
千穐楽まで変化し続ける水族館劇場の舞台をどうかお見逃しなく!皆様のお越しをお待ちしております!
流れゆく物語、2週目最終日!
さまざまな土地と時代を往還する出雲阿國航海記。昨晩はひときわ多くの方々がお越しくださいました。残りの公演日はあと5日。とくに来週末は混雑が予想されますので早めの来場をおすすめします!
本日はあいにくの空模様ですが雨天決行です。傘ではなく、レインコートをご準備ください。(上演中、後ろの方が見えなくなってしまうので、傘は閉じていただきます)また、上演中、肌寒くなることがありますので羽織れるものがあると安心です。
最終週へむけていよいよ大詰め。ぜひご参集を!