天飈の鹿砦、ちゃくちゃくと解体すすむ!


大好評のうちに幕をとじた「出雲阿國航海記」は秋浜棟梁以下、一丸となってばらしを遂行しています。すでに半分以上は解体、お世話になった松尾工務店に資材を返却しはじめたところです。平行して今回の舞台の総括も継続しています。来年よりよき芝居をこしらえるための、厳しい相互批評の場です。次回の野戰攻城は桃山の劇作上での師匠、翠羅臼が作演出を担当するダイナミックな新作です。まだ詳細は発表できませんが、渋さ知らズの不破大輔さんが音楽をひきうけてくれました。「本田工務店のテーマ」に劣らない名曲を期待してください。役者もあっと驚く新布陣でのぞみます。翠羅臼の旗のもとに集まった、うまれかわる野戰攻城をお楽しみに。桃山の現状報告も。現在、東大病院にて抗がん剤投与の治療をうけています。順当なら今月末日にも退院予定。台本を書き上げるため、いままで連絡を絶っていた関係者のみなさまとも少しずつ関係を復活させると云っております。芝居成立のためとはいえ、不義理をおかけしたみなさまに謝罪します。彼が宣言したように水族館劇場は死にません。秋のさすらい姉妹もすでに新作「むすんでひらいて」の台本執筆にはいりました。若き美術家、千葉大二郎と共同台本です。今後ともみなさまのあたたかいサポート、よろしくお願いします。