仮設劇場での稽古始まる


雨上がりの夜空にたたずむ野外劇場。翌日は一転快晴、強風。幟も天蓋シートもハトメごとひきちぎられた。あたらしい部材の骨組みもグラグラ揺れた。われわれにとっては六年前、三重・芸濃町で鈴鹿颪の洗礼を受けていらいの自然の暴力。もとより山水河原者、なんど飛ばされても修復するぞ。この艱難辛苦を乗り越えてホントに自然と共生できるのだ。役者も続々集まってくる。癸生川栄・鳩親子も稽古に合流。さっそくテーマ曲の練習が始まった。