全国の水族館劇場ファンに追加公演のお知らせです。昨日再開しました「出雲阿國航海記」最終週、わたしたちの予想を大きく超える人数のみなさまが観劇にみえられました。平日(木曜日)にも関わらず200名近いお客さまで劇場がいっぱいになりました。赤字だらけの弱小劇団にとっては嬉しい悲鳴なのですが、この調子で観客数が増え続けると、もっとも動員を見込んでいた11㊏12㊐はキャパシティの限界を上回る可能性がでてまいりました。桃山はかねてより「来てくれたお客はひとりも帰さない」という信条で、地獄の押しくらまんじゅう(笑)をみずから音頭を取ってみなさまに強いてきました。300名まではなんとか座っていただくことが可能でした。しかし、コロナ禍の現在、できうるかぎり避けたい詰め込みかたであります。そこで、もう一日追加公演(6月13日㊊)を行なうことを決定しました。10〜12日に観劇予定のみなさまのご都合が許すのなら13㊊に振り替えていただけますと助かります。100名ほどのお客さまが月曜日の千龝樂に流れてもらえますと、かなり余裕を持って対処できます。芝居公演は水物です。水族館劇場のように期日指定をとりやめた劇団にとってはなおのこと予想がつきません。前記したように来てくれたお客さまは基本帰しませんが、どうしようもなくなった場合、立ち見していただいたり、窮屈な場所に座っていただいたりの、応急処置をとらせていただきます。顔見世を含めて上演時間は2時間、9時終了です。これから連日、空席予想を正直に更新していきます。ぜひホームページ、SNSにご注目してください。不安なかたは遠慮なくお電話ください。当日の正確な情報をお伝えできると思います。すでにごらんになった方も臆せず、もう一度羽村まで足をお運びください。役者観客一体となって桃山最後の野戰攻城を盛り上げてまいりましょう。