この二十年、横浜寿町公演は台詞をきちんと届かせたいという作者の希望から寄場巡演のなかで唯一屋内で芝居してまいりました。今年は感染症拡大をできるかぎり予防するという観点が実行委員会の軸としてあり、2002年の忠治旅日記以来になる寿公園での野外芝居とあいなりました。
残念ながら公演自体は中止になりましたが、渋谷の美竹公演で越冬をたたかっているかたや寿町のほかの団体のかたからも励ましや身に余るカンパをたくさんいただきました。
ひとの情けを噛みしめながら変則路上芝居は明日三日、羽村宗禅寺公演で大団円を迎えます。午後2時開演。あたたかくして楽しいひとときを!