お詫びと訂正

インターネットラジオRadiCroで放送しました「毛利嘉孝のアートリパブリック」でゲストの桃山が言及しました美術史家のお名前をうっかり「佐治かおり」さんとお伝えしてしまいました。正しくは「佐治ゆかり」さんです。黒森歌舞伎との縁は美術館の学芸員として衣装を展示することで生まれたらしいです。「近世庄内における芸能興行の研究ー鶴岡・酒田・黒森」せりか書房刊。タイトルどおり「法楽」「黒森歌舞伎」の研究が詳しく掲載されています。なお、番組は10日まで再放送。以下のURLでいつでも聞けます。https://www.radicro.com/program/munpare.html

さすらい姉妹「モスラ」は今週末の三軒茶屋、太子堂・八幡神社版をあらたに書き上げてふたたび連日猛稽古中。大変な混雑がが予想されますが年に一度の例大祭。入場制限はしません。9日、10日とも19時開演。入場無料(投銭)年末年始寄せ場巡演はコロナ禍のため縮小規模でとりおこないます。みのがすことなかれ!

さすらい姉妹「モスラ」開幕!


台風一過の快晴のなか、用意した客席を越え、お寺の本堂まで羅漢台にして今年のさすらい姉妹はスタートした。いつもの水族館劇場のファンを大きく上回る比率で地元のひとびとが多かったのは、やはり春の野戰攻城が驚きと親近感をもって羽村の地に受け入れられたことを示すものだろう。路上芝居ならではの解放感と笑いの連続に観客の反応も頗る良く、ますますもってお寺の望む「この地に文化の根を」定着させてゆく「法楽芝居」の必要性を強く感じた。この後さすらい姉妹はさらに舞台の精度をあげて、三軒茶屋に向かいます。従来の水族館ファン、八幡神社例大祭の人出でごった返すと思いますが入場制限はかけません。みなさま、お誘い合わせの上ご高覧ください。

さすらい姉妹、愈々本番へ!

例年は太子堂・八幡神社のみの奉納芝居(昨年の「女の友情〜いとしのコロナちゃん」はたった2回だけの公演)だったのが本年はイベント総自粛の風潮のなか羽村・宗禅寺でもGOサインが出された。緊急事態宣言下で漂流しながらの稽古はむしろさすらい姉妹にふさわしい準備期間でした。今回の「モスラ」は明日10月2日15:00初日の幕が開きます。@羽村・宗禅寺境内。この後9日、10日と八幡神社に転戦。全3回公演の短い旅です。来春の野戰攻城の豫告をかねた新境地にご期待ください。

さすらい姉妹「モスラ」連日稽古白熱中!

前回告知しましたインターネットラジオRadiCroの日にち28日の間違いでした。ごめんなさい。アドレスもあたらしくなりました。

https://www.radicro.com/news/radicro-tokyo/munpare/mori-artrepublic/からどうぞ。再放送もあります。さすらい姉妹「モスラ」はこの春以降くわわった新しい仲間をくわえ順調に稽古を続けています。原作者の中村真一郎、福永武彦、堀田善衛が作品に込めたものをみつめなおし、法楽芝居として再生させます。相反するふたつのコア(野戰攻城と路上芝居)を両輪駆動しながら道なき道をあゆむ現代河原者はどこに行き着くのか。刮目してご参集お願い申し上げます。

桃山、インターネットラジオにゲスト出演

演出を担当してきた毛利嘉孝教授のラジオ番組に登場します。本放送は29日(水)23:00より。RadiCro(レディクロ)より配信されます。以下のリンクにアクセスしてください。

https://www.radicro.com/news/radicro-tokyo/munpare/%e3%80%8e%e6%af%9b%e5%88%a9%e5%98%89%e5%ad%9d%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%bb%e3%83%aa%e3%83%91%e3%83%96%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%af%e3%80%8f%e3%80%829%e6%9c%88%e3%81%ae%e3%82%b2%e3%82%b9/

現在鋭意(遅れ)台本執筆中の合間をぬってゲリラ的に収録されました。さすらい姉妹をご存知ないかたはぜひ聞いてください。先日告知しました「モスラ」コロナ禍で稽古場所が思うように確保できず、われわれは神社、お寺、夜の公園と漂流しながら稽古を続けています。婆娑羅の時代の歌舞妓の原郷から中東の政治情勢まで。モスラの翅が風神をおくる路上芝居。ご期待ください。

さすらい姉妹、発進!

ふたたびさすらい姉妹の季節が到来しました。今シーズンは「モスラ」春とは役者の顔ぶれも一新しておとどけします。ここ数年は台風との戦いでした。加えて昨年からコロナ感染症拡大というハードルもふえました。この秋もかわりません。ぎりぎりまで予定です。ホームページ、SNS(公式)をチェックしながらおいでください。

ドキュメンタリー『野外芝居集団「水族館劇場」の日々』の放映日決定

全国の水族館劇場ファンのみなさま。NHKが2021野戰攻城を追ったドキュメンタリー『野外芝居集団「水族館劇場」の日々』の放映が、決定しました。

今回の撮影スタッフとは三年越しの付き合い。稀代の役者徒党の実態にどれだけ迫っているか楽しみです。

放送はEテレで、6月30日(水)20時〜20時30分、再放送は7月7日(水) 13時5分~13時35分。公演中は撮影のためご迷惑をおかけしました。是非ご覧になってください。

羽村での野戰攻城、すべて終了!

期待と不安が綯交ぜのまま、桜の散るころにはじまった新天地での野外劇もすべての仮設劇場資材を解体しました。ひとりの怪我人を出すことなく、もとの駐車場に戻せたのも寺を護る仏さまのおおいなる慈悲かもしれません。

残ったままの負債、都心から遠い住宅地ということもあり、最初は躊躇う部分もあったのですが本当に決行して良かったと思います。なにより近所に住まう方々からのたくさんの差し入れ、解体作業中も現場をおとずれ公演への感謝の意を伝えてくれたご婦人など、宗禅寺周辺の受け入れる空気感が、お芝居の可能性を示唆してくれました。

水族館劇場はこれより次回作へ向けて総括と展望を始動させます。またふたたびの一夜の夢を多くのみなさまとみるために。ほんとうにありがとうございました。

何度目かのあたらしい旅立ちを終えて

羽村のみなさま。遠くから宗禅寺へきてくれた水族館劇場ファンのみなさま。わたくしたちはたくさんの見物衆のまなざしにささえられて、あたらしい土地へのランディングに成功しました。

昨年春にはかんがえもしなかった展開で、あらためてひとの縁の不思議に驚いています。いくたびも其処を追われ、いくたびも見知らぬ情けにすくわれて芝居の野戰攻城を蕩尽してゆく役者徒党は羽をやすめることもなく、次の航海の準備にはいります。

今回たくさんの応援をいただきました。とおりいっぺんの感染対策ではなく、わたくしたちの真情を訴えてきました。どうやら芝居者の心意気は伝わったように思います。さらに靴ひもをしっかり締め、はてのない芝居の獣道に身を投げる覚悟です。つぎは秋の太子堂、さすらい姉妹でお会いしましょう!

本日、千穐楽!!

5月14日に幕を開けた『アントロポセンの空舟』がついに本日、千穐楽を迎えます。ご近所のみなさんや、都心から駆けつけてくださったお客さまに日々、励ましの声をいただきながら、より深く、もっと深く物語を掘り下げてまいりました。そんな羽村での初の野戰攻城も今日で最後となります。未見の方はもちろんのこと、もうご覧になった方もぜひ特設野外儛臺 虹の乾坤にお越しください!

本日も18時からチケットの販売と入場整理券の配布を開始します。19時より少し前に座長による挨拶が始まりますので、お早めに会場にお越しください。最寄駅は青梅線の羽村駅。西口を出て徒歩12分のところにある宗禅寺さんです。お車でのご来場はご遠慮いただいております。

本日もお待ちしております!!