初日までひと月を切った。建て込みも稽古も日々進行するなか、今回の音楽を担当する渋さ知らズの不破大輔と玉井夕海が来訪、テーマ曲の歌唱指導をおこなった。不破は作演出の翠羅臼の盟友。翠たっての希望で、さすらい姉妹「陸奥の運玉義留」(2019)を辺野古で上演した沖縄幻視行いらいのタッグを組む。
水族館劇場の場所に合った音を作っていきたい、役者の言葉でセリフをいうように歌ってほしいと語る不破。役者ひとりひとりにブレスの位置、アクセントの入れ方、どこまで語尾を伸ばすかなど身振りを交えて繊細かつ大胆に稽古をつけていく夕海。翠羅臼の言葉を歌として届けるために、特訓は稽古時間を延長して続いた。
渋さ知らズは5月27日(土)に宗禅寺の本堂でライブを開催!総勢13名ものクルーで伽藍を揺さぶる。開演は午後3時。料金は3000円。ライブ後はテントで芝居もご覧ください!詳しい情報は追って公開!