今年も開催!クラウンパレード!

昨年の野戰攻城で大好評を博したクラウンパレードが「クラウンパレード in 羽村」と題して今年も特設野外儛臺で開催決定!夜の芝居とあわせてぜひお越しください。
また、毎月1回開催されている宗禅寺の土曜講座では昭島市に避難しているウクライナの方々の声を聞く機会がありますのでこちらもあわせてご参加ください。5月13日(土)の13時から15時頃までです(詳しくはhttps://www.hamura-souzenji.com/doyoukouza)。
クラウンパレードプロジェクト代表の大島幹雄さんからのメッセージをお読みください。

昨年に引き続き、水族館劇場の特設舞台をつかって「クラウンパレード in 羽村」の公演を行います。コロナ感染も少し落ち着き、各地でフェスティバルやイベントがまた行われるようになりましたが、今年もウクライナのコメディアーダを支援しようと、たくさんのクラウン、そしてミュージシャンの皆さんが、手弁当で羽村に駆けつけてくれることになりました。今回はウクライナから避難してきた皆さんにも声をかけ、みていただこうと思っています。ぜひ羽村の水族館劇場まで足を伸ばし、笑い声を、ウクライナに向けて送り届けてください。公演情報は下記の通りです。たくさんの皆さんのご来場をお待ちしています。

クラウンパレード in 羽村
日時    5月21日(日)午後1時開演
出演者 三雲いおり・ななな・ジンタらムータ・ふくろこうじ・メランコリー鈴木・香山ひま     
    わり・サクノキ・ウェルカム星矢・クラウンしょぼん
主催 クラウンパレードプロジェクト
協力 宗禅寺・水族館劇場・ラ・ストラーダ
会場 宗禅寺 第二駐車場  水族館劇場特設野外儛臺
   〒205-0021 東京都羽村市川崎2丁目4-33 JR羽村駅西口 徒歩12分
宗禅寺 http://www.hamura-souzenji.com
入場料 2000円(全席自由・当日精算) 小中学生 1000円 未就学児 無料
入場券申し込み  clownparadeticket@gmail.com
入場券お申込みの際には、①お名前(ふりがな)②枚数③ご連絡先のお電話番号を、お願いします。
問い合わせ クラウンパレードプロジェクト代表 大島幹雄
      IZJ00257@nifty.com 
      090-2207-8185

https://clownparade.wixsite.com/2022

チラシ完成!美術進行中!

満を持して近藤ちはるデザインのチラシが完成、羽村市近隣をはじめ現在各所にて配付中!もちろん羽村宗禅寺で絶賛建て込み中の特設野外儛臺で手に入れることもできます。今回も様々な意匠をちりばめ、桃山邑に捧げられたポップかつダークなフライヤーをぜひお手元に!

初日まであと2週間。今回はじめて全面的に美術の指揮をとる津田三朗のもと舞台美術が徐々に姿をあらわしてきた。いままで桃山が描いてきた美術スケッチを、水族館劇場旗揚げからの盟友の津田が引き継ぎ、まぼろしの水上生活者の街を現出させる。乞うご期待!

渋さ知らズ稽古参画!

初日までひと月を切った。建て込みも稽古も日々進行するなか、今回の音楽を担当する渋さ知らズの不破大輔と玉井夕海が来訪、テーマ曲の歌唱指導をおこなった。不破は作演出の翠羅臼の盟友。翠たっての希望で、さすらい姉妹「陸奥の運玉義留」(2019)を辺野古で上演した沖縄幻視行いらいのタッグを組む。

水族館劇場の場所に合った音を作っていきたい、役者の言葉でセリフをいうように歌ってほしいと語る不破。役者ひとりひとりにブレスの位置、アクセントの入れ方、どこまで語尾を伸ばすかなど身振りを交えて繊細かつ大胆に稽古をつけていく夕海。翠羅臼の言葉を歌として届けるために、特訓は稽古時間を延長して続いた。

渋さ知らズは5月27日(土)に宗禅寺の本堂でライブを開催!総勢13名ものクルーで伽藍を揺さぶる。開演は午後3時。料金は3000円。ライブ後はテントで芝居もご覧ください!詳しい情報は追って公開!

稽古開始!坐禅会決定!

雨、風、寒暖差、槍が降っても続けねばならぬ建て込みはついに最高位置に到達!すでに3枚目の天蓋が張られたところで危険きわまりない上部作業もいよいよ折り返しに差し掛かる。ここからは高さこそ低くなるものの油断大敵。昨年よりも足場をくまなく敷き詰めつつ、上棟へむけて徐々に組み上げていく。

そして作・演出の翠羅臼が伊東から合流。全国各地から役者が集って、お寺の本堂をお借りしての「新漂流都市」連日稽古がはじまった。19年のさすらい姉妹沖縄公演「陸奥の運玉義留」以来、本公演でははじめてとなる翠演出によって藝能の本体へと近づくことができるか。

閑話休題。先日は毎週金曜日に開催されている健康体操の方々と野外儛臺のまわりの草むしりを共にした。流浪の役者徒党をあたたかく受け入れてくれている日々の感謝とともに、ささやかな交流の場となった。
いち早く決まった特別イベントのお知らせ!今年も宗禅寺のご好意により定期的に行われている坐禅会を芝居上演日にあわせて開催することが決定。参加希望者は午後4時30分からの観劇整理券配付ののち、野外儛臺のとなりにある宗禅寺本堂までおこしください。無料です。坐禅会は午後5時00分から6時00分です。

2023野戰攻城開始!

桜吹き寄せる羽村の地で3年目の野戰攻城がスタートを切った。全国から駆けつけてくれる強力なサポーターたちに助けられ、この地に住む方々に見守られながら昨年とは同じではない砦を築いていく。水族館劇場の芝居とおなじ、ひとつとして予定調和はなく事態は常に流動的。これも芝居とわれわれが呼んできた所以だ。

副司令官だった桃山邑のいないはじめての建て込み。だがきわめて順調!すでにひとつめの天蓋がかけられた。この地での初年度の「アントロポセンの空舟」では突風にあおられ巨大な天幕が吹き飛ばされそうになったのもいまは思い出のひとつ。棟梁秋浜立の指揮のもと細心の安全策をとりながら徐々にその威容を天空に近づける。

今回の芝居、翠羅臼が作演出を担う「新漂流都市」は軍艦島から幕をあける。建て込みを続けているとこの巨大な城砦がひとつの漂う島にも思えてくる。そこに不破大輔の音楽と津田三朗の美術が揺さぶりをかける!なつかしくもあたらしい、水族館劇場が満を持して繰り広げる夢幻劇「新漂流都市」をどうぞお楽しみに!5月17日開幕!

新漂流都市の全貌決定!

新漂流都市

桃山邑に捧ぐ
作・演出 翠羅臼 音楽 不破大輔

1990年、翠羅臼が水族館劇場に向けて書き下ろした「漂流都市」が新装版となって33年の時を経て甦る。忘却と捏造に抗うサスペンススペクタクル巨編!乞うご期待!

序章 水で書かれた手紙

一章 海とオルガン

二章 何が彼女をそうさせたか

三章 流砂に沈む魂

終章 時の箱舟

5/17㊌18㊍19㊎20㊏21㊐ 26㊎27㊏28㊐29㊊  6月2㊎3㊏4㊐5㊊6㊋

臨済宗建長寺派 宗禅寺 第二駐車場 特設野外儛臺
全公演 夜6時半 開演 木戸銭 4000円 当日券のみ 全席自由

特別イベント決定!
クラウンパレード in 羽村 
5月21日(日)午後1時開演 入場料2000円 特設野外儛臺
映像制作集団空族 映画上映会『典座-TENZO-』 
5月22日(月)午後7時開演(本編59分) 入場料投げ銭 上映後相澤虎之助トークイベントあり 特設野外儛臺
渋さ知らズライブ 
5月27日(土)午後3時開演 料金3000円 宗禅寺本堂
シンポジウム『「寺山修司 母の歌、斧の歌そして父の歌」(人間社・刊)をめぐって(伊藤裕作編著)』 5月28日(日)午後3時開演 入場料1800 円(上記新刊本プレゼントします) 主催伊藤裕作 宗禅寺客殿 

詳しくはこちらでご確認ください→https://suizokukangekijou.com/next/

2023野戰攻城公演日決定!

2023野戰攻城 桃山邑に捧ぐ
翠羅臼 作演出 新漂流都市 
公演日決定しました!

5月17㊌18㊍19㊎20㊏21㊐ 26㊎27㊏28㊐29日㊊
6月2㊎3㊏4㊐5㊊6㊋の全14公演です。場所は羽村宗禅寺にて。

前回より30分早い、全公演18時30分開演。恒例の外での顔見卋芝居はなく、劇場内から幕を開けます。軍艦島から届けられた水で書かれた物語が、四半世紀の時を超え羽村の地に甦る!芝居に加え今年も様々なイベントを企画中。詳しい情報は追って公開いたします。

秋浜立登壇「土曜講座」盛況にて終了しました。

一昨日、宗禅寺の「土曜講座」に棟梁・秋浜立が招かれ講演しました。

水族館劇場との出会いの衝撃から説き起こされ、身振り手振りをまじえての1時間。演劇をするためだけの集団ではなく、あらゆるひととものが行きかう交点である水族館劇場という現象について語った。講演後も活発な質問が飛び交い、宗禅寺での来年1月のさすらい姉妹から、3年目の野戰攻城へむけての足掛かりとなったに違いない。気持ちもあらたに役者徒党は初日まであと2週間あまりに迫ったさすらい姉妹「むすんでひらいて」へ全力を注ぎます。ご期待ください。

棟梁・秋浜立が宗禅寺「土曜講座」で語ります。

宗禅寺のご好意により、毎月1回開催されている公開講座「土曜講座」で、棟梁・秋浜立が今回の野戰攻城を振り返り、これからの水族館劇場について語ります。
9月17日(土)13時から、宗禅寺客殿にて。予約不要です。
この日はほかにも、講談や狭山茶についてのお話しもあります。ぜひご参集ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

天飈の鹿砦、愈々建て込み開始!

多摩川上水の桜も満開に微笑むなか、羽村での二年目の建て込みが始まった。

芝居とは永遠と瞬間の交錯する夢魔の時間。時代が変わっても通底してゆく普遍的な要素と、いま、ここでしか叶わないアクチュアルな要素を綾織りに物語を綴ってゆく。シェイクスピアの昔から舞台の王道である。

今回、台本の構想を終え、執筆に取り掛からんとしたところでプーチンが軍事侵攻を開始した。ウクライナ戦争に関してのわれわれの立ち位置は前回報告したとおりだが、台本作者にはこの世界の加速度的憂鬱を是非とも芝居に取り込んで貰わなければ。構想は全て練り直し!チラシのストーリーは根本的に廃棄された。いつものことか….。

新しい物語はベトナム戦争当時、沖縄の米軍基地を抜け出した脱走兵が諜報船に乗せられ根室ルートでソビエトに亡命するところから幕をあける。剽窃、謀術を自在に操る桃山渾身の夢幻劇!お楽しみに!