suizokukan: 2012年1月アーカイブ

水族館劇場、旗揚げの土地へ20年ぶりの帰還‼

2012年1月28日 08:09 suizokukan
kikai_news.jpg水族館劇場2012初夏博多遠征プレ公演

機械仕掛けの糸姫  作演出 桃山邑

ドグラマグラの夢がはじまる----九州大学博物館の倉庫に眠る機械工学の夢の骸。百年の刻を飴色の肌にやどした鉄の記憶が火花を散らして暗黒の迷宮へ手招きする。昨年11月より再活動をはじめた水族館が5月博多湾に海の砦をたちあげる。2005年秋。北九州小倉駅裏にあらわれた海の砦では吃驚カーニヴァルとも無謀博覧会とも呼ばれる演劇史上例をみないスペクタクルが展開された。それから7年。ついに傾奇者の徒党は旗揚げの地にまいもどった!そのめくるめくメラヴィリアのバーレスク「NADJA夜と骰子とドグラマグラ」制作実行委員会をたちあげるためのプレ公演が津田三朗と九大博物館の尽力によって実現した。極寒2月17,18日冷気をふきとばして失われた夢がはじまる----
ご期待ください! 写真:会場の九州大学総合研究博物館第一分館倉庫

詳細はコチラ


「ロストノスタルジアー螢の残存」速度を持って寄せ場五箇所を踏破!

2012年1月10日 22:28 suizokukan
11sasurai3.jpg
とても言葉だけでは云い尽くせない困難な年を越えてこの冬も、さすらい姉妹は焚火燃えあがる山谷の路上で芝居の幕を截っておとしました。ロストノスタルジアー帰れない場所。言葉の意味が例年以上に切実にひとびとの身に迫ってくるなかで強度と速度をあわせもつ役者態で水族館は寄せ場のなかにまぼろしを観ようとしたのです。わたくしたちと一緒にその僥倖たるひとときを共有しようと凍える路傍に集ってくれたみなさまにこころより感謝いたします。猫も杓子もボランティア。馬鹿騒ぎの一年のしめくくりにわたくしたちの芝居営為はどのように位置づけられるのか。とんと関心もありませんが生来の天の邪鬼、裏道ばかりを往く旅の集団は忘れられたものに限りなく寄り添い、かそけき聲に耳をかたむけることを再開いたしました。それを螢の残存と名付けました。イメージは稀代の思考者、ユベルマンの言葉から。


    そもそも螢は本当に消滅したのだろうか。
    すべてが消滅してしまったのだろうか。
    その見事な明滅のシグナルを、まだ発信しているのではないか--------だとすればどこからか。
    まだどこかでお互いを探し合い、語り合い、それでもなお愛し合っているのではないか。
    機械のすべてに抗して、闇夜に抗して、獰猛な投光器に抗して。
                            ―――ジョルジュ・ディディ=ユベルマン

さて、昨年前半の沈黙を破ってからの水族館劇場は安息と無縁のごとくメッセージをおくり続けています。つぎは二月。遠く、博多の地に遠征します。タイトルは「機械仕掛けの糸姫」。九州大学博物館の片隅にねむる前近代の機械たちの記憶にしのびこんで物語を捏造する予定です。ご期待下さい!本年はなにも考えずに無謀博覧会への軌道を全力で走ります。

九州は暗黒の坑道が地底にはりめぐらされた迷宮の街区。星のかけらがさかしまに撒かれていま、ドグラマグラの夢がはじまる!
« suizokukan: 2011年12月 | メインページ | アーカイブ | suizokukan: 2012年2月 »
  • Photo公開中
  • 水族館劇場DVD発売中
  • 新人募集
  • Photo公開中


購読する 水族館劇場Newsを購読