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2008年春 水族館劇場新作公演Noir 永遠の夜の彼方にごらん、海と闇とがひとつに溶けている。永遠にたどりつくことのない流民の国から、黒い天使たちの口笛がきこえる。大観音に還った水族館が、終末すら過ぎ 去った時代の闇奥から燃えるつぶてをなげつける。忘れられた海底炭鉱の坑道を、錆びついたトロッコが縦横無尽に走り抜ける!誰かを呼んでいるまぼろしが死 者の都を鐵の牙城へとかえてゆく!駒込大観音境内特設蜃気楼劇場 黑の牙城 東京メトロ南北線 本駒込駅下車 徒歩3分。 都営三田線 白山駅下車 徒歩5分。 東京メトロ千代田線 千駄木駅下車 徒歩7分。 5/23㊎24㊏25㊐ 30㊎31㊏6/1㊐ 5㊍6㊎7㊏8㊐9㊊ 全公演桟敷自由席 夜7時スタート ※入場整理券は全公演、毎夕5時から、当日、前売の区別なく先着順に配付します。 【物語】 いつでもないいつか。どこでもないどこか。錆びついた港のはずれ。朽ち果てた鐡の軌条が海に向かってのびている。かつて栄えた石炭の積み出し湾。世間には じきだされ、行き場をうしなった者たちが流れつく街。ふりつもった遠い時間の記憶がわすれられた悲しみを紡ぎだす。海の底に眠る燃える石。鎖につながれた 異族たちが黒いダイヤを掘り出すために連行された。だれのためでもない無念のうた。近代の古層に踏みしかれた乙女たちの怨みうたが、強制労務のきしみにこ ぼれおちる。果てのないねむりから目覚めたように、死者からのの手紙が海に流れる。うけとるものはこの国にいるか。棄てられたトロッコにのって、いま冥府 下りの漂流が始った。
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